吾輩は帽子である

ゲームやesportsについての話題がメイン。

ツイッターよりも文字数の少ないブログ記事に需要はあるのか

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ツイッターは140文字の文章を書くことが出来る。しかしブログなら時間の許す限り、いくらでも長い文章を書くことが可能だ。

 

それでも短い文章の中に最大限の意味を込めることは、普段あまり長文を読まないゲーマーにとっては、読みやすいブログになるに違いない。

 

そう思って書き始めてみたが、この時点で既に140文字を超えてしまった。

 

 

 

なんということだろうか。せっかくゲーマーの方々でも気軽に読んでもらえるような、とてつもない秘策を思いついてタイトルにまでしたのに。

 

とりあえず一つだけわかったことは、ツイッターよりも文字数の少ないブログ記事を書くことは相当難しい、ということだ。すなわち、ツイッターで何かを伝えることもまた難しいということ。

 

最近は、ツイッター上でゲーマー同士の争いや、晒し行為などをよく見る。それを見ている人はその短いツイートから得た情報でしか状況を判断できない。要するに、よくわからないことが多いのだ。

 

にも関わらず、どちらかを悪者と決めつけたり、バッシングの対象にしたりすることがあるという事実はとても悲しい。これを見てくれた方々が、そういった悲しい悲劇を起こさないでほしいと思う。

 

ちなみに、今回の記事は全部で530文字である。

ね?案外すらすら読めるもんでしょ?

【フォーカス"人"】60過ぎてもゲームがしたい【第1回:Riveliaさん】

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『60過ぎてもゲームがしたい』

とても素敵な夢を話してくれたのは、LoLプレイヤーで配信活動もしているRivelia(リヴェリア)さん。32歳の彼が心に秘めていたゲーム愛とは?

 

―記念すべき1回目です!よろしくお願いします!

 え、1人目なんですか!僕で良かったのかな・・・。

こちらこそよろしくお願いします!

 

―ではさっそく、簡単に自己紹介をお願いします。

ざっくりいうとLoLプレイヤーです。LoL配信もしてます。TOPがメインレーンで、ダメージを出すチャンピオンが好きなので、タンクではなくファイターを使うことがほとんどですね。

 

LoL歴は2年半くらいで、PCでやるオンラインゲームが初めてだったので、最初のうちは相当苦労しました。今でもまだ画面固定ですし(笑)。

 

ちなみにもともとリヴェンがメインチャンピオンで、その後イレリアだったので合わせてリヴェリアという名前にしました。

 

―配信を始めたきっかけって何でしたか?

当時、ゲーム配信と言えば"ニコニコ生放送"が主流だったと思うんですが、匿名だし煽りコメントも多いし、あまり良い印象を持っていなかったんです。そんな中、"Twitch"でのゲーム配信が盛り上がりを見せていると聞いて、少し興味があってスタンミジャパンさんという方の配信を見ると、煽りコメントも無く楽しそうでした。

 

そして、JACKPOTTEEMOさんという配信者の方が同年代ながらに配信をしているのを見て、この年齢でもまだゲーム配信で楽しんでもいいんだな、と勇気をもらいました。その2名の配信者が、僕がTwitch配信を始めたきっかけです。

 

―このインタビューを受けようと思ったのは何故でしょうか?

esportsを盛り上げたいという想いに惹かれました(笑)。というのも僕らの世代って、ゲームは悪という風潮が強く、プレイヤーに対する世間からの目は冷たいものでした。だから、esportsという言葉の普及で、ゲームに対しての見方が見直されつつある今がチャンスだなって思いました。

 

僕は60過ぎてもゲームやっていたいですし、孫と一緒にゲームで楽しく遊べるのって夢なんですよね。その為に、「いい大人が何やってるんだ」って言われない文化を作っておきたいなって思います!

 

―すごい素敵な夢ですね。でも、子供がプロゲーマーになりたいって言ったら不安じゃないですか?

そりゃ不安は多いですけど、世界が広がると思うので良いんじゃないかなと思います。若いうちにやりたいことやって、たとえ失敗してもそれは人生経験だと思うし。

 

何より、これから先競技人口も増えて興味を持つ人も増えてくるでしょうから、esportsという業界はとてもありだと思います。

 

―それでは最後に。Riveliaさんにとって、ゲームとは何ですか?

自分の中心です。

LoLをしたいから仕事を早く終わらせよう。

友達とゲームをする約束があるから、先に用事を済ませよう。

 

そんな風にゲームが生活の中心になってるんです。それくらい大好きです。

 

―好き加減がめっちゃ伝わりました! ありがとうございました!

 

【フォーカス"人"】について

当ブログの中心企画【フォーカス"人"】では、プレイヤー・配信者・解説者・チームマネージャー・オーナー・選手のファン・ただのゲーム好き、誰からでもゲームやesportsに対する熱い思いを聞き、それを沢山の人に伝えようという企画です。

 

本当に誰からでも話を聞こうと思っています。もちろん、実際にお会いしてお話を伺う形でも、オンラインのVCを使用してお話を伺う形でも構いません。興味のある方は是非私のツイッター(@melt_ryota)にご連絡ください。あなたの声を、夢を、聞かせてください。(私も語るので聞いてください。)

はたして自分はチームの為になれているのか?

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「お前の為にチームがあるんじゃねぇ。チームの為にお前がいるんだ!!」 

 かの有名なバスケ漫画『スラムダンク』に登場する名将、安西先生の名言である。

 

この記事は、安西先生の名言を投げかけられる選手があまりにも多すぎるのではないか、という趣旨のものだ。

 

最近、プロゲーミングチームやプロesportsチームが沢山できてきた。もちろん、チームがあるということはそこに所属する選手もいる。大多数の選手はルールを守り、マナーを守り、日々ゲームプレイしていることだろう。

 

それすらも出来ず、ルールは破り放題マナーなんてそっちのけ、という選手やチームが一部いるそうだが、今回は触れないでおく。お寺にでも入ったら良いと思う。

 

ルールやマナーをしっかりと守ってプレイしている人。それはチームとしてはごく普通のことで、会社で言えば就業規則を守っているレベルの話。さらにそこから会社に何かしらの貢献をすることが業務と言える。売上を上げたり、会社のイメージを良くしたり。

 

選手はゲームをすることが仕事だけれど、ただゲームだけしていれば良いという訳ではなく、チームに何かしら貢献ができているかを考え直してほしい。大会で優勝できるように練習することは、どの選手も心の中にあると思うが、それ以外で言えばツイッターなどで交流してファンを増やしたりすることだ。

 

チーム活動は、同じ目標に向かう仲間とのコミュニティだが、そこにはマネージャーだってコーチだっていることだろう。選手の為に日々時間を割いて練習試合を組んでくれたり、アドバイスをしてくれたり、その他雑務をしてくれている。

 

自分ひとりの行動が、周りからのチーム全体の評価を良くも悪くも変える。そしてそれは、マネージャーやコーチよりも周りの目に触れやすい選手によるところが大きい。せっかくサポートしてくれる人がいるのだから、その人たちの為に何かできることはないか考え、少しずつ"チーム作り"の一端を担うようになってほしい

 

最後に、5年前からずっと言ってるけど、取材などで写真に映る時はチーム全体の立ち姿勢をそろえるとカッコイイ。気を付けでも腕組んでも何でもいいから、みんなで揃えて。すごくカッコイイ。

 

LoLのレートは飾りだと思う

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私自身、LoLシーズン8でチャレンジャーに到達しておいて、こんなことを言うのもどうかと思うが(というか、これを言うためだけにチャレンジャーを目指した節もあるが)、レートは飾りだと思う。

 

誤解のないように付言しておくと、別にレートが高い人の頑張りを否定するつもりはない。時間をかけて本気でLoLに取り組んだ証拠だと思うし、強さの指標になっているのは間違いない。

 

でも私は、"レートが全て"といった考えや、そこから派生した"自分の方がレートが高いから偉い"って考えが嫌いだ。百歩譲って確かにレートが高いことは正義かもしれない。でも、それが全てじゃない。レートはあくまで指標として参考程度に見るだけにとどめて、そんなの気にせず楽しくプレイできたらいいなぁって。

 

例えば自分がチャレンジャーだとして、ゴールドとマッチングしたとする。確かにレーティングシステムが採用されてるゲームにおいて、そのマッチングはどうなのかという話はもっともだけれど、なったものはしょうがない。その点を延々と指摘してるより、そのゴールドの人と楽しくプレイしようとした方が、よっぽど生産性が高いでしょ。

 

だから、レートはあんまり気にしないでほしいなって思う。もちろん、たくさんの意見はあるだろうから、コメントやツイッターで教えてね。

帽子とはアイデンティティである

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esportsを日本で盛り上げようと活動を始めて早5年。たくさんの人や企業に触れて、手探りで様々な活動を続けてきた私だが、ここ一年でテレビへの露出が急激に増えたり、一般層への認知が進んできたことを喜ぶ半面、この後どうすればさらに盛り上がっていくのかという疑問が心につっかかっている。

 

私はesportsというものを、競技としてプレイすることや、それを観客が見て楽しむエンターテイメントだと思っているけれど、この際ゲームでもesportsでも何でもいい。とりあえず自分が大好きな『League of Legends』というゲームをはじめとする、沢山のゲームをプレイすることや観戦して楽しむことがもっと広まって盛り上がってほしい。

 

今回の記事を書いた理由は、同じ考えをもった人たちと話したいと思って書いている。きっとこんなつまらなさそうな文章って、何も考えていないゲーマーは最後まで読まないだろうから。読んでたらごめん。

 

もしaboutページを見て、興味があったり話を聞かせてくれる方がいれば、是非すぐに連絡を。esportsを盛り上げるためなら何だってするよ。ってわけで、簡単に始められるブログや配信を、毎日コツコツ続けることから始めようと思う。

果たしてどれだけライターが居たのかわからないライター向けの講演会に行ってきた話

登壇者の松井悠さんが講演の冒頭で、現役ライターの方に挙手を求めたとき、手を挙げたのは参加者のうちのほんの1,2割程度だった。果たしてそれが本当なのか、ただライターであることを隠して参加していた方が大勢いたのかは定かではないが、私のようにesportsに興味があって参加したライター以外の方が大多数を占めていた気がする。

講演会は2部構成で、前述の松井さんと、スマブラのトッププレイヤーであるabadangoさんが壇上に立ち、『eスポーツの取材に行ってこいと言われたら』、『選手とメディアのあるべき関係』という題で講演をおこなった。

本記事では、私がそれぞれ大事だと感じた部分を簡単に紹介したい。もちろん、ライターとして大事だと感じた部分ではなく、esports好きとしての大事な部分を。

 

『eスポーツの取材に行ってこいと言われたら』

登壇者の松井さんは、デザインやWEB制作をはじめとして、ゲームイベント企画運営なども手掛けている株式会社グルーブシンクの代表である。要するにすごい人だ。そんな松井さんが放った一言が衝撃的だった。

 

「自分、ライターあがりなんですよね。」

 

そう言って映したスライドには、ライター約22年、編集者約20年と書いてあった。この時点で私は、松井さんが頭のおかしい人なんだと確信した。もちろんいい意味で。イベントを回せて、文章が書けて、なんでそんな人がこの業界に首突っ込んでるんだと思った。そんなにこの業界は稼げるのか、と。

答えがYESかNOかは分からないが、ゲームが好きだからやってるんだなっていうのは伝わった。

 

esportsと言えばesports。ゲームといえばゲーム。

esportsに明るくないライターの方がつまづくであろう、取材先の大会が“esports大会”なのか“ゲーム大会”なのかって部分について、松井さんが疑問を一蹴してた。

 

「主催者がesportsって言えばesportsだし、ゲームって言えばゲームじゃん。」

 

本当にこれである。私もずっと思っていたけれど、正直どっちでもいい。選手はそのゲームタイトルが好きでプレイしてるし、観客もそのゲームタイトルが好きだったり、選手を応援したりって理由で観戦してるし。

ゲームが好きだからこの業界に携わっているんだなと思った理由は主にここである。松井さん本人もプレイヤーとして相当な実力者だったようだし、相当なゲーム好きなんだろう。匂いで分かる。

 

現地取材のポイントは選手へのリスペクト

松井さんは講演中ずっと、「選手」へのリスペクトを忘れないことの重要性を強調していた。試合中に選手に向かってフラッシュ撮影をするなんてもっての外。選手の名前を大文字小文字までしっかりと正式名称で記載するとか。

この点に関しては、実際に数多くの大会に出場して取材を受けた経験もあるabadangoさんがさらに詳しく触れていたのでそちらで紹介する。

 

今回の話をまとめると、esportsの取材に行ってこいと言われた時は、選手へのリスペクトを忘れずに、アーカイブ動画やツイッターでは伝えきれない会場の様子を表現しておけば問題なさそうだ。

 

『選手とメディアのあるべき関係』

次に登壇したabadangoさんは、スマブラ4のトッププレイヤー。日本ランクは最高で3位、世界でも最高5位と非常に優秀な成績を収めている。選手活動とは別に、様々なゲームタイトルをプレイして動画を投稿して、ゲームコミュニティの発展にも尽力している熱心なプレイヤーだ。

そんなabadangoさんが講演で話していたメディアに向けての内容は、私自身もプレイヤーだからか、共感できる部分が多かった。こちらも一部紹介する。

 

選手ごとのストーリー性とスター選手

abadangoさんは、面白い記事を書くにあたって、選手ごとのストーリーを大切にすることは大事であると言った。というか、そういう記事だとabadangoさん自身も楽しく読めるのだと思う。

ライターとして追っている選手が、次に対戦する相手と過去の大会でどんな因縁があったのか、どういったプレイを得意としているのか、といった基本的な情報はもちろん、対戦相手を倒すためにしてきた特訓内容や以前やっていたスポーツが活きた経験など、大会当日だけではなくその前後も大事にしてほしい、ということだ。

そして、そうしたストーリー性は読者にも感動を生み、スター選手に成長する。スター選手になれば、その選手のファンが増え、プレイしているゲームにも興味を持つ人が増えて盛り上がっていくのでは、とabadangoさんは語った。

 

選手やゲームへのリスペクト

どこかで同じような話を聞いたなぁと思いながら聞いていたが、なんたってさっき松井さんが話していた内容である。忘れっぽい私でもすぐにわかった。

選手目線だと、インタビューの時に明らかにゲームタイトルや選手を馬鹿にしているようなライターは雰囲気でわかるらしい。そりゃそうだ。

もう1つはゲームタイトルを一度は触ってほしい、ということ。面白いと感じたことのないゲームを、ましてやプレイをしたことがないゲームを面白く伝えるということは、限りなく不可能に近いのでは、と疑問を呈した。

 

まとめ

こうして松井さんとabadangoさんの両名とも、最終的に選手ファーストの考え方の重要性を伝えて講演は終了した。以下の3つの点を守れば、まずはスタート地点と言ったところか。

  • esportsかゲームかなんてどっちでもいい
  • 選手ごとのストーリー性を大事にしてスター選手に仕立て上げる
  • 選手やゲームへのリスペクトは忘れない

もちろん講演ではこれ以外にも多くの目からうろこ情報が語られていたので、気になる方は続々と出てくる(であろう)メディアのレポートを参照にしてほしい。

ちなみにこの記事を書くに至ったのは、松井さんの3枚目のスライドの威圧に負けたからである。

LJL評論家が今のLJLシーンを一刀両断 その1

ことの発端は、LJL評論家さんによるツイート。

 

ネタが切れた後のことは知らんが、なかなか面白い企画である。何より、開始30分程度でいいねの数は100を超え、今も尚増え続けており、時々ネタ切れして、訳の分からんツイートも混ざっているが、それでもまだまだLJLに対しての想いを綴り続けているあたり、LJLへの愛を感じる。

 

本エントリーは、その想いをまとめ、筆者のコメントを加えたものである。

1~10

 

筆者コメント:やっぱり世の中お金は大事だね。

 

筆者コメント:私はセロスジリアン好きだけどなぁ。

 

筆者コメント:TOPって難しいよな。ダメージ交換難しすぎな。

 

筆者コメント:MIDは大人じゃないと出来ない論がどういうものか気になる。

 

筆者コメント:えびくんのポテンシャルは確かに高い。

 

筆者コメント:結構いいとこいくかもって思ってたのは私だけ?

 

筆者コメント:(チーム的にも)どこでもDaraってわけね。

 

筆者コメント:皇帝が覚醒すると神か何かになりそう。

 

筆者コメント:インタビューで一度伺ったけど、犬めっちゃ可愛かったぞ。

 

筆者コメント:brooooockには個人的に頑張ってほしい。

 

11~20

 

筆者コメント:イレリアが見たい。

 

筆者コメント:やはりLCKは最強なんだな。

 

筆者コメント:WCS見ててもミスあるし、本当に難しいんだろうね。

 

筆者コメント:いつか本人に聞いてみたい。

 

筆者コメント:自分にもグサグサ刺さってきた。頑張ります。

 

筆者コメント:やりたいことが分かるチームは見ていて楽しいよね。

筆者コメント:試合中に波が激しいのは確かに。

 

筆者コメント:ランブルマジで強い。

 

筆者コメント:むしろ新しいメタを作って行ってほしい。

 

筆者コメント:1つ上手く行ってもどこかがこけると負けちゃう。このゲーム難しくね?

 

まとめ

とまぁ、今回は1から20までのツイートを紹介したが、相当がつがつ言ってて逆に気持ちが良い。批判だけじゃないところも良い。

 

今後も継続してまとめていく予定。次は21から。