「ゲームを観る」とはつまりどういうことか
ゲームは観て楽しむよりやって楽しむものだと思われていたが、最近では自分自身はゲームをしないが観戦して楽しむという人もよく聞く。私はどちらも好きだが、「ゲームを観る」ということは世間で最近話題にあがるesportsのひとつの形だと思う。
もちろん、プレイヤー・選手としてesportsに関わる人もいるが、大多数の人は観戦する側だろう。では何が楽しくて観戦するのかという点を考えてみた。
そのゲームが好き
最近は沢山のesportsタイトルがある。そのゲームのことがそもそも好きであれば、対戦を見ていても楽しめるだろう。
むしろ、そのゲームをやったことが無い人が見てもあまり楽しくないという声も聞くので、そのあたりは少しフィジカルスポーツと違う点だ。違うというか、まだまだ広まっていないというべきか。
出場選手・チームが好き
カッコイイ・可愛い、プレイスタイルが好き、普段の発信内容が好き等、様々な理由があるが、これも観戦者にとっては大きな要素だろう。
この為に選手やチーム側も、ファンをつくる努力をしなくてはならないし、ファンをがっかりさせる行動や言動に気を付けなければならない。
ストーリーが好き
ストーリーとは、選手やチームの人となり、ライバル関係、仲間意識などを始めとした、大会全体を通した前後関係のことだ。
前述の選手やチームのファンというよりは、その大会のファンとも言えるだろう。LoLのプロリーグLJLなら、DFMとPGMのライバル関係などである。
大会のファンで言えば、実況者や解説者が好きで見ている人も少なくないかもしれない。
さいごに
ゲームをプレイするだけでなく、観て楽しむ文化がさらに広く普及するには、ファンをさらに増やさないといけない。
もちろん選手やチームの努力次第という側面もあるが、観戦が好きな人は、自分の友人もゲーム観戦やesports観戦に誘ってみると良いだろう。
思いの外、自分以上にハマってくれるかもしれない。みんなで見ると、その分楽しいだろうし。